企業IT担当者向けネットワーク許可設定

Nani翻訳は、Webアプリとデスクトップアプリの通常利用に標準のHTTPS通信を使います。企業ネットワークやセキュリティ製品がNaniの通信を遮断する場合は、セキュリティ機能を無効化するのではなく、下記の通信だけを許可してください。

通信要件

  • Outbound HTTPS over TCP 443 を許可してください。
  • Naniの利用に専用の inbound port、固定IPアドレス許可、VPNトンネルは不要です。
  • HTTP/3(QUIC)がプロキシやフィルタリング製品と干渉する場合は、HTTPS over TCP 443 が通ることを確認してください。

Nani管理ドメイン

いずれもNaniの運営者が管理するドメインです。Naniの基本機能はこの4ドメインだけで動作するため、まずはこれらをallowlistに追加してください。接続先のIPアドレスは固定ではないため、IPアドレス単位ではなくドメイン単位での許可を推奨します。

エンドポイント 用途 必要になる場面
https://nani.now Webアプリ、ログイン後の利用、メインAPI、翻訳・添削API、公開ページ Web版とデスクトップアプリの通常利用
https://nani.kiok.jp 代替APIドメイン、疎通確認 デスクトップアプリのAPI通信
https://nani-desktop.kiok.jp macOSアプリの公式ダウンロード、自動アップデート、更新ファイル配信 Mac版のインストール、起動後のアップデート確認
https://translatorassets.kiok.jp 画像、動画、アイコンなどの静的アセット WebページやアプリUIの表示

特定操作で使う外部ドメイン

以下はNaniの管理外の外部サービスのドメインで、ログインや決済など特定の操作を行うときにのみ通信が発生します。該当する機能を使わない場合、許可は必須ではありません。一般的な企業ネットワークでは既に許可されていることが多いドメインです。

エンドポイント 用途 必要になる場面
https://accounts.google.com Google OAuth サインイン Googleアカウントでログインする場合
https://appleid.apple.com Apple OAuth サインイン Appleアカウントでログインする場合
https://checkout.stripe.com Stripe Checkout 有料プランを購入する場合
https://billing.stripe.com Stripe Billing Portal 請求情報やサブスクリプションを管理する場合

デスクトップアプリ配布情報

macOS版Naniは公式配布URLから提供され、Developer ID署名とApple notarizationを行ったアプリとして配布しています。

項目 用途 必要になる場面
Nani 製品名 アプリ識別
jp.kiok.nani macOS Bundle ID MDM、EDR、許可ポリシーでの識別
https://nani-desktop.kiok.jp/artifacts/nani-mac-latest.dmg 公式ダウンロードURL Mac版の初回インストール
https://nani-desktop.kiok.jp/artifacts/latest-mac.yml 更新メタデータ 自動アップデート確認

自動アップデートでは、latest-mac.yml に記載されたバージョン付きの更新ファイルを同じ artifacts/ 配下からダウンロードします。URL単位で許可する場合は、個別URLではなく https://nani-desktop.kiok.jp/artifacts/ 配下全体の許可を推奨します。

proxy / VPN / TLS inspection 環境での注意

企業ネットワークで通信が遮断・改変・タイムアウトしている場合、Nani側では次のようなエラーとして見えることがあります。

  • Failed to fetch
  • ERR_NETWORK_CHANGED
  • ERR_CONNECTION_REFUSED
  • ERR_QUIC_PROTOCOL_ERROR

上記が発生する場合は、URLフィルタリング、SSL/TLS inspection、proxy、VPN、EDRのポリシーでNani管理ドメインが遮断されていないか確認してください。

問い合わせ時に共有してほしい情報

Nani側で障害が発生していないかは ステータスページ で確認できます。障害情報がない場合、原因を切り分けるため、可能な範囲で次の情報を共有してください。

  • 利用環境: Web版 / Mac版
  • NaniのアプリバージョンとOSバージョン
  • 発生ネットワーク: 企業VPN / 社内ネットワーク / 自宅 / テザリング
  • VPN、proxy、EDR、アンチウイルス、URLフィルタリング製品名
  • 発生時刻とタイムゾーン
  • 画面に表示されたエラー文言、可能であればログ
  • IT部門でNani管理ドメインのallowlistが可能か

関連ページ

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